たまちゅうコラム

服薬指導を通じて

   薬剤科は、入院中の患者さまのお薬を作ること以外にも、病棟に行き、ドクターから服薬指導の依頼がでた患者さまにお薬の説明をさせていただいています。でも、ただ単にお薬の説明だけではなく、患者さまの気になることや、ドクターには言えなかった話などを聞かせていただくこともあります。

あるとき、服薬指導をしている患者さまに
「何かきになるようなことや症状がありますか?」
と聞いてみると、
「特に何もありません。」
とおっしゃいました。
そこでもう少し具体的に
「胸がざわざわしたり、急に不安になったり、落ち着かないことはありますか?」
と聞いてみました。すると
「しょっちゅうあります。」
との答え。
ドクターに話しているか聞いてみると、話していないとのこと。
「自分は病気だから、落ち着かなかったり、不安になったり、胸がざわざわしたりするんだと思っていました。」と。
飲んでいる薬の影響もあるかもしれないので、ドクターに話すように促し、薬剤師からもドクターに症状を伝えました。
次の服薬指導の時、患者さまはすっきりとした明るい表情をしていて、
「ドクターにこの前のことを話したら、“それは薬の副作用がでちゃったんだな。今、薬は減らせないから、副作用止めを入れておくね”と言われ、その副作用止めを飲み始めると、うそのように胸のざわざわや落ち着かなさがなくなったんです。」と嬉しそうに話してくれました。
「自分は病気だからと自分で決めつけて、ドクターに自分の状況を話さなかったなんて。これからは、なんでもドクターに話すようにします。ドクターに正直になんでも話すのが病気を治す一番の方法ですね」
と、笑顔でお話してくれました。

   こんな風に服薬指導の機会が役に立てると、私たち薬剤師もとても嬉しく、やりがいを感じます。「薬剤師」という存在は、あまり目立ちませんし、直接患者さまと関わることもあまりありませんが、“患者さまの役に立ちたい”という気持ちは他の病院スタッフと変わりません。

   薬剤師の仕事は神経を使うことが多いですが、薬局にアロマオイルを焚いて集中力を増したり、グリーンを置いてリラックスするなどして鋭気を養っています。これからも、患者さまのため、病院のため、薬剤科スタッフ一同、頑張っていきたいと思います。



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病院にかかろうか、どうしようか?

   どんな病気でもそうですが、早期発見、早期治療が大切です。早いうち、軽いうちの方が治りやすいからです。また、重症になるのを防ぐこともできます。仮に、受診して問題ないということになれば、それはそれで安心できるのではないでしょうか。
   しかし、実際には、かなり具合が悪くなるまで、受診しないで我慢してしまうことも少なくありません。たとえば、「心の病」の始まりは、元気がでない、イライラする、不安になるなどの心の状態の変化や、眠れない、食欲がない、疲れがとれないなどの体の面に表れます。「最近眠れなくて困っている」「疲れがなかなかとれなくて」「何か周囲の様子がおかしくて不安だ」などといった変化が、2週間程度続いているのなら、早めに受診してみてください。
   「もう少し具合が悪くなったら受診しよう」というよりも、「具合が悪くならないうちに受診しよう」と考えることをお勧めします。

 

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