用語集

医薬分業

医師の処方箋を患者さまが薬局に持参し薬剤師が調剤した薬を受取る制度です。

音楽療法

音楽を聴いたり歌を歌ったりすることで、心身共に健康に導いていく治療法です。

カウンセリング

患者あるいはクライエントと称される人と、臨床心理士等の専門家の間でコミュニケーションを持ち、
その結果、患者に望ましい変化をもたらすように意図された行為です。当院では心理療法と同義として用いられます。

グループホーム

スタッフの援助を受けながら、アパート等の住宅で共同生活を行う所です。

クロザピン

治療抵抗性統合失調症治療薬。副作用として無顆粒球症が発現することがあるため処方は登録医療機関に限られます。

芸術療法

絵画や音楽、劇などの創作的な表現活動を、心身の障がいに対する治療に役立てようとするものです。
芸術療法は、広い意味で精神療法の一つとして位置づけられています。

作業所

現在は地域活動支援センターや就労支援施設と呼ばれ、生産的活動や一般就労がまだ難しい方のために働く場所の提供をしています。

三環系抗うつ薬

軽症から重度のうつ病まで広く効果を発揮します。
主な副作用は口の渇き、便秘、尿の出が悪くなる等です。

持効性注射薬

体内でゆっくりと薬が効き、効果が持続する注射薬で、2週間に一度注射するものや4週間に一度注射するものがあります。

自律訓練法

呼吸法と自己暗示による精神療法。主な効果は、疲労の回復・過敏になっている神経が抑えられる・衝動的な行動が少なくなる・身体や精神の痛み苦痛が緩和されます。
向上心が増す・リラックス状態を体感できるなどあります。

障害者自立支援法

障害の種別にかかわらず、障害のある人が必要なサービスを利用できるようになり、地域生活や就労への支援が強化されました。利用には支援の必要度に応じて区分認定を受け、サービス費用の1割が自己負担となります。精神科の外来医療費は、自立支援医療として世帯の所得に応じて給付が受けられます。

食事療法

病人に適した一定の食品構成をもつ食事を与えて、病気の経過をよくし、治療の目的を果たす療法を食事療法といいます。

心理教育

病気あるいは何らかの問題に対して、正しい情報や知識を心理面に十分配慮しながら伝え、それらの問題への対処法を身につけていけるよう援助することです。

心理検査

心理的特性および傾向の、測定と評価を目的とする検査の総称です。
性格検査、知能検査など様々な種類があり、状況に応じて用いる検査は異なります。

錐体外路症状

神経伝達物質ドパミンの受容体を遮断する作用をもつ薬によって引き起こされる症状 (副作用)。
ソワソワしておちつかない「アカシジア」、震戦、体のこわばり等の運動失調がみられる「パーキンソニズム」、筋肉の異常緊張により舌の突出、眼球上転、斜頸等がおこる「ジストニア」、顔面、口部、四肢などに無目的で不規則な動きが出現する「遅発性ジスキネジア」があります。

精神保健福祉センター

都道府県ごとに設置されており、地域の精神保健福祉に関する知識の普及、調査研究、精神保健福祉関係機関に対しての技術指導、技術援助を行っています。
東京都には3カ所の精神保健福祉センターがあり、精神科デイケアや短期宿泊事業を行っている所があります。

他職種チーム

医師、看護士、精神保健福祉士、作業療法士、臨床心理士などが患者のニーズに応じてチームを組み、それぞれの専門性を生かし、総合的に医療を提供することです。

認知行動療法

心理療法の技法のひとつ。現在の症状や感情の状態、問題に関する思考のタイプやパターンについて検討し、
症状や問題と関連している思考や信念、解釈を特定して治療標的とし、不適切な反応を軽減すると同時に
適切な対処行動のレパートリーを身につける治療法です。

脳波検査

人の頭皮から出ている弱い電気を記録して、その電気の出かたで脳の機能状態を見る検査です。(てんかんなどの診断に使われます)

非定型抗精神病薬

主に統合失調症の治療に用いられますが双極性障害等の疾患に対して使われることもあります。
神経を鎮める作用や、無気力、活動性の低下を改善する等の作用があります。

服薬指導

患者さまが薬について知り、納得したうえで主体的に薬物治療に参加できる様、
医療者が薬の名前、のみ方、効果、副作用などの情報を提供し、服薬をサポートすることです。

メタボリックシンドローム

メタボリックとは、「代謝」を意味します。過食や運動不足などの生活習慣が続くことにより、内臓に脂肪が蓄積し、それが原因となって代謝バランスが崩れます。内臓脂肪の蓄積、糖尿病、高血圧、高トリグリセリド血症の4つが1人の人に合併しておきる病態をメタボリックシンドロームと呼びます。

薬物血中濃度

患者さまの血中薬物濃度を測定し、治療に適切な濃度になっているかを調べる検査です。

リラクゼーション

交感神経の興奮が抑えられて、副交感神経(主に寝るときなどに脳内から分泌されるもの)の働きの方が強くなる状態になっている事で、緊張がとけている状態です。

レクリエーション療法

ゲームやスポーツ、季節行事などの様々な活動を用いて、楽しむ、疲れを回復する、生活に潤いを与えるといった目的で行う治療法です。

SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)

うつ病はセロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質が減少することによって発病すると考えられています。SNRIはセロトニンとノルアドレナリンを増やすことにより抗うつ効果を発揮します。

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)

うつ病はセロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質が減少することによって発病すると考えられています。SSRIはセロトニンを増やし、抗うつ効果を発揮します。のみ始めに吐き気、嘔吐等の消化器症状が現れることがありますが、しばらく服用を続けると消失することが多いと言われています。のみ始めてから薬の効果が現れるまで1~2週間かかります。また、急に服薬を中止すると一時的にふらつきやイライラなどの症状が悪化することがあるので自己判断で薬をやめないでください。
うつ病以外に強迫性障害、社会不安障害、パニック障害等の治療にも使われます。

SST(Social Skills Training)

ソーシャルスキルズトレーニング。日本では生活技能訓練と訳され、主に対人関係の改善のトレーニングを行います。